代表者ご挨拶
AI技術への関心を抱きながら、何をすべきか、どのように活用すべきかお迷いの皆さまへ
ご挨拶
株式会社SENTAN代表取締役の松田利夫です。日本のIT産業が黎明期を迎えた頃から今日まで、大学学生時代から数えて60年近くの間、技術の進化とその社会への浸透を最前線で見つめ、関わって参りました。人工知能の研究、そしてインターネット、ASP、クラウドといった技術を通じて、「IT技術の民主化」(誰もが手の届くIT技術)を追求してきたことが、私のキャリアの大きな一貫性です。
特に近年、生成AIの登場には胸躍るものを感じています。自然言語という、誰にでも開かれたインターフェースがIT機器活用の究極のユーザーインターフェースとなり、「ITリテラシーなんて論じる意味すら失せてしまった」と言えるほど、誰もがIT技術を使いこなせる時代の到来を予感しています。
パブリック生成AIの課題と「自分で育てるAI」の必要性
しかし、現在多くの組織が触れているパブリック生成AIには、重要な課題があります。それらは公開情報をベースとしており、皆さまご自身の、あるいは皆さまの組織の深い文脈や機密データを理解しているわけではありません。真にビジネスに役立ち、日々の業務に最適化されたAIを求めるならば、私たちは「他人任せのAI」から脱却し、「自分で育てるAI」という意識を持つ必要があります。
RAG(検索拡張生成)だけでは不十分です。皆さまのビジネスに特化したAIは、過去の問い合わせや業務履歴から学び、継続的に改善し、常に一貫性のある、皆さまのコンテキストに合った回答を生成できるよう、皆さま自身のデータを用いて育成することが不可欠なのです。これは、大切なデータ主権とセキュリティを確保する上でも譲れないポイントです。
「自分でAIを育てる」と聞くと、「そんな専門的なことは、人材も資金も足りない自社には無理だ」と思われるかもしれません。最先端のGPUサーバーが月額数百万円もするなど、確かに自前での環境構築はハードルが高いのが現実です。また、外部に委託しようにも、個人の感性や組織の深い文脈を正確に伝える困難さ、局所的な最適化に留まる懸念、そしてバラバラのソリューション導入によるデータ管理の複雑化といった問題に直面します。
まさに、ここにこそ、まだ多くの組織が気づいていない、「皆さま自身のビジネスを真に変革するAI活用」への鍵が隠されています。それは、単に流行のAIツールを使うことではなく、皆さま自身のデータから価値を引き出し、AIを主体的な味方として育てることです。
ローカルLLM統合ソリューション「Smart AI Toolbox」
私が代表を務める株式会社SENTANは、この「自分で育てるAI」という私のビジョンを、規模や予算に関わらず、より多くの組織に実現していただくために、ローカルLLM統合ソリューション「Smart AI Toolbox」を企画・開発いたしました。
「Smart AI Toolbox」は、まさに皆さまが「自分でAIを育てる」ための道具箱です。
データ準備からモデル開発・運用、アプリケーション実装までを統合管理するDataOps /LLMOps/DevOps環境を備え、AIを継続的に賢く育てていく体制を整えることを支援します。
このツールは、単なるAI利用を超え、皆さまがデータセントリックな視点で、組織の全体像に基づいた戦略的なデータ活用を実現することを支援するために企画・設計されています。
「Smart AI Toolbox」で始めるAI活用
AI活用に迷ったら、他社の先行事例を探すのに時間を費やす前に、まずは皆さまの手元にある身近なデータから始めてみませんか?「Smart AI Toolbox」で皆さま自身のAIをトレーニングし、そのAIに問いかけてみてください。きっと、皆さま自身もまだ気づいていない、皆さまのビジネスの潜在能力を引き出すような、思ってもみなかった活用アイデアや示唆を与えてくれるはずです。
私たちは、「Smart AI Toolbox」を通じて、誰もがAIを「使いこなす」真のDX推進を支援し、皆さまと共に新しい働き方や学び方を創造していくことを目指しています。
私共の長年の経験と、技術、ビジネス、そして社会の変革を結びつける視点が詰まった「Smart AI Toolbox」で、皆さま自身のAI育成を、今、始めてみませんか?
株式会社SENTANは、皆さまのAI活用の第一歩を力強くサポート致します。
株式会社SENTAN
代表取締役 松田 利夫